【ブログ】Googleアドセンス不合格の体験談と、対策したこと

ブログを開設したのが2020年1月初旬。
その後、合間をみてゆっくりペースで記事を書いていましたが、
ツイッター上でGoogleアドセンスに審査を出して数記事で合格されている方が何人もいらしたので
自分もトライしてみました。

そこで、返ってきた結果は「不認証(不合格)」…。

なぜ不合格になったのか、いくつかのサイトを参考にして自分なりの仮説を立てました。
そこで一部の記事を再構成し、再び審査に出して合格できましたのでシェアしたいと思います。

目次

グーグルアドセンス(Google Adsense)とは

Googleによって運営されている「広告」のことです。
自分のサイトに広告を掲載することによって、収益を得る仕組みです。

※Googleそのものの広告ではなく、Googleが契約した各広告主の広告です。

申し込みは誰でもOKですが、対象サイトが広告を掲載するにあたる内容なのかGoogleによる審査が行われます。
審査結果が出るのは数日~2週間程度といわれています。

グーグルアドセンス画面

1度目の申請:2020年2月8日

無謀にも、8記事程度で審査を申し込みました。

ツイッター上で4記事でアドセンス合格したという人がいたので、自分もいけるんじゃないかと思ってしまったのです。
とりあえず受かったらラッキー、というのもありましたし(笑)

記事の構成内容

当時の記事はこのような構成となっていました。

  1. 格安SIMに関する内容(3記事)
  2. PCに関する内容(2記事)
  3. ダイエットに関する内容(2記事)
  4. プロフィール(1記事)

格安SIMに関する記事は、「2台持ちした時の話」「MNP(ガラケー編)」「MNP(スマホ編)」、PCはパーティション分割の話です。

いずれも実体験をもとにした内容となっています。

今でこそ格安SIMが普及していますが、2台持ちした当時(2014年)は「なにそれ?」という反応が多く、一部の詳しい人がやっている程度だったように思います。
(私は、たまたま職場に携帯関係に詳しい人がいたので、それに触発されて格安SIMを導入しました)

格安SIMの使用歴だけは長いので、記事はそれなりに力を入れて書いたつもりでした。

審査結果:不認証「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」

翌日、Googleからメールが届いていました。

【タイトル】
アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます
そして、内容は下記のとおりでした。
アドセンス審査結果1回目

具体的な不合格理由が、リンク先の「google.com/adosense」で確認できます。

私の不合格理由は、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」でした。

いもこ

価値の低い広告…。私のブログは価値が低いってことなのかなぁ…(泣)

正直、へこみました。

発散させるところもないので、ツイッターで愚痴りました。
何人かの方が反応してくれて大変救われました。(あの時はありがとうございました)

なぜダメだったのか?他のサイトでヒントを探す

しかし、落ち込んだままではいられません。

Googleアドセンスはいわば第一関門。
ここで諦めたらブログで収益化は無理だろう(実際はほかにも方法がありますが)、他の人ができているのに自分ができないのは悔しい。

絶対に何かヒントがあるはずだと、私はGoogle先生に答えを求めました。

いくつかヒントになるサイトはありましたが、なかでも非常に参考になったのがこちらのサイトでした。

【AdSense不合格対策!価値の低い広告枠(コンテンツ複製)編!】

https://pasokon-kasegu.com/blog/adsense/adsense-low-value/#71

https://pasokon-kasegu.com/blog/adsense/adsense-low-value/#71

とおるさんの記事です。

とおるさんの記事で取り上げられていた方のブログ構成が、自分と似ているのではと感じました。
(とおるさん、勝手に参考にさせていただきましたが、大変感謝しております…!)

紹介されていたアドバイスを参考に、自分のブログ内容に当てはめたのが以下です。

  1. 同じフレーズから始まるタイトルの記事が複数ある
  2. 記事の内容が重複している
  3. 別の視点からの記事があったほうがよさそう
  4. ダイエット記事は「YMYL」に抵触するかもしれない

この中に改善点があるのではないかと仮説を立てました。
そして、その仮説を元におこなったことをご紹介します。

同じフレーズから始まるタイトルの記事が複数ある

格安SIMに関する記事です。

いずれも「【格安SIM】~」で始まる記事でした。
【】(かぎかっこ)部分は大した問題ではないだろうとは思いました。
記事の分類で使っているので、これがダメだといわれたら逆に困ります。

そのため、【】に続く部分のタイトルを少し変えて、記事内容の具体性を持たせました。

記事の内容が重複している

格安SIMの記事とPCの記事です。
格安SIMの記事は、2台持ち記事の中にMNPの話も入れていました。

【対策】格安SIMの概要と簡単なフローチャート記事を作成しました。

【対策】2台持ちとMNPの記事を分け、内部リンクを貼りました。

【対策】MNPの記事はガラケー編とスマホ編で分けていましたが、思い切って1記事にまとめました。

PCの記事は、パーティション分割だけで2記事にわたっていました。

①パーティション分割のメリットと、自分でやる分割方法
②フリーソフトを使った分割方法
という構成は変えませんでしたが、重複する説明部分は一部省略しました。

【対策】複数記事で重複した内容は省略する。

別の視点からの記事があったほうがよさそう

本業がヘルプデスクなので、つい専門用語を使ってしまいがちです。
仕事をしていて遭遇したトラブルや、あるある話を取り入れたほうがネタにもなるし、読み手も気軽に読んでもらえるかなと思いました。

【対策】【PCあれこれ】シリーズを書きました。

また、前々から書こうと思っていた「DAZN」に関する記事も追記しました。

ダイエット記事は「YMYL」に抵触するかもしれない

YMYLとは、「Your Money Your Life」の頭文字です。
ユーザーのお金や生活に影響を与えるジャンルのことです。

「生活」は健康や医学情報が該当します。
私は素人が半端な知識で健康や医学に関する記事を書くべきではないと思っています。

ブログにはダイエット記事が2つありましたので、YMYLに抵触するかと一瞬考えたのですが、個人の体験談に基づいた話なので、影響は少ないだろうと判断しました。

※今はダイエット記事は削除しました。

2度目の申請:2020年2月14日

Googleアドセンスにはうわさがあります。

  • 最低でも10記事以上作らないといけない
  • 一度審査に落ちたら2週間はあけないといけない
  • プライバシーポリシーとお問い合わせは必須  …などなど

しかし、3~4記事で合格している人が実際にいるので、1番目のうわさは否定されました。

「たくさん記事を書いてから審査に出すと、不合格になった時の原因究明が困難になるから記事は少ないほうが良い」という考え方もあります。
私はその意見に賛成しています。(なぜなら、自分がその立場だったら絶対大変だから)

2番目のうわさがあったので、私は再申請のタイミングに悩みました。

しかし、待っている時間がもったいないのも事実です。
私は上記で複数記事を再構成した翌日に再申請を行っています。(審査落ちから6日後でした)
おそらく、時期をあけたほうが良いというのは「たいした見直しをしていないのにすぐ申請を出すべきではない」という戒めもあるのでしょうか。

3番目は、おそらくその通りだと思います。
私もまずプライバシーポリシーとお問い合わせを設置しました。

そんなわけで、2日14日に再申請を行いました。

審査結果:合格!!

翌日の昼過ぎにGoogleからメールが来ていました。

結果は、合格!!

アドセンス合格画面

審査時は11記事でした。
このお姉さんの画像を見れたことが、とても嬉しかったです。

おそらく、上記で仮説を立てて記事内容を修正したことが良かったのだと思います。

アドセンス不合格には理由がある

何が原因でアドセンスが不合格になったのかを、はっきりと教えてもらうことはできません。

ですが、Googleは不合格の理由をいくつかパターン分けしてくれているので、
そこからヒントを得ることはできます。

  1. アドセンスのポリシーに反するカテゴリー、記事を掲載している
  2. 不十分なコンテンツ
  3. 価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)

アドセンスのポリシーに反するカテゴリー、記事を掲載している

Googleアドセンスで禁止されているコンテンツ/カテゴリーというのがあります。

例:アダルト、暴力、危険ドラッグや薬物、他人を中傷するコンテンツ、不正・違法行為を助長するコンテンツ、ハッキング・クラッキングに関連するコンテンツ …など

詳しくはこちらに記載されています。→Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー

時々見かけた体験談では「著作権侵害」というケースもありました。
フリー素材だと思って使用していた画像が、実はフリーではなかったという例です。

私も気をつけねばと思い、アイキャッチ画像や記事内イラストはフリー素材の「O-DAN」「いらすとや」を使用しています。

不十分なコンテンツ

記事の数が少なすぎたり、1記事当たりの文字数が少ないサイトが該当するようです。

私の場合は記事数が10記事にも満たなかったのですが、もともと昔からmixiなどでダラダラ文章を書いていた人間なので、気が付くと1000文字はいきます。
(ただし、読書感想文は書けないタイプ)

前回の不合格時はこの理由で落とされたわけではなかったので、不十分なボリュームではなかったのだと良いように解釈しました。

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されている)

今回の私のケースです。

ぱっと読んで、理解しにくいのもこのフレーズじゃないでしょうか?
私はこれを読んで「自分のブログの価値が低いのだ」と思ってしまいましたし…。

わかりにくいですよね。

ですがよく読むと、”コンテンツが複製されている”とある通り、「同じようなフレーズが多い。この記事はコピペじゃないのか?」などと思われる要素があったともいえます。

自分がもし広告主だったら、コピペだらけの記事に広告出したいと思いませんよね。

私は、いろいろなサイトで「価値の低い広告枠」の対策を読ませていただいて、記事の構成・中身を改善しなさいということだと解釈しました。

「このサイトは誰に向けて書いているのか、もっとユーザー目線に立って書きなさいよ」と言われたようにも感じました。

まとめ:審査落ちは悪いことじゃない!ブログを改善するきっかけになる!

私は2回目で合格しましたが、落ちた後に少しして「あっ、これブログネタになるんじゃないか?」と思った自分もいました。
だからこの記事を書きました。

ダメだったらまた改善すれば良いのだと思います。
私は一度落ちたことでブログ記事を改善するきっかけをもらえました。
おそらく、一発合格していたら”これでいいんだ”と思い、改善することに気が回らなかったと思います。

ツイッターでは、ブログを始めて間もない人による
「アドセンス一発合格しました!」という書き込みをよく見ます。

そんな書き込みと比較して、

「ああ自分のブログまだ合格できていない。どうしよう」
「やっぱり自分はダメなのかな、ブログ向いてないのかな…」

とちょっと思ったりするかもしれません。というか、私がそうでした!
4記事で合格したというツイートを見た時に「4記事しか書いてないのになんでだよ!」と嫉妬もしていました。

しかし、人には人のペースがあります。
あなたのブログはあなたにしか作れません。
周りはすごい人だらけかもしれませんが、あなたのブログを見ていいな!と思ってくれる方がきっといると思います。

いもこ

ともに、楽しんでいきましょう!

この記事がGoogleアドセンス審査落ちで悩んでいる方の、何かの参考になれば幸いです。

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